有隣荘
大原美術館を訪ねたことの有る方ならご存じだと思いますが、倉敷川を挟んで斜め前に建つ不思議な色相の瓦屋根が目を惹く建物です。
大原孫三郎が昭和3年に建てた別宅なのですが、当日は特別公開日だったので中に入ることができました。
但し、写真撮影は禁止。
皇室の迎賓館的な役目もになってたようで、建築費は当時のお金で260,000円也。
貨幣価値がよくわかりませんが、当時は昭和金融恐慌の大不況の中、大原美術館の5倍の費用をかけた建物を見ることができ、ちょっとリッチな気分に浸れました。
逆に大原美術館はかなりのローコスト建築だったのでしょう。
外壁に石を使えなかった訳です。(^^)
by idosan2
| 2010-10-17 10:00
| 建物・史跡